リハビリテーション課の取り組み

 当院のリハビリテーション課では、患者さんの『立てない』『歩きにくい』『体力が落ちてきた』などの日常生活動作の問題に対して、その患者さんの身体機能・状態に応じた治療・運動メニュー等を提供し、生活の質の維持・向上を目指しています。経験豊富で愉快なリハビリテーションスタッフが集まり、患者さんとのコミュニケーションを大切に気持ちよく過ごせる空間づくりを実践しています。

リハビリテーション課スタッフ

訓練風景

筋力向上運動
持久力向上運動
可動域向上運動
徒手療法
歩行練習
応用動作練習
 

物理療法(一部)

ウォーターベッド 電気治療

その他、入院患者さんの退院前において、リハビリスタッフが自宅へ訪問し家屋調整や生活動作方法・介助法に関する相談・アドバイス等も希望に応じて行っています。

透析をうけられている患者さんへ

 透析をうけられている患者さんには、サルコペニア・フレイルによる運動機能低下の予防のため、透析前・後におけるリハビリテーションの介入はもちろん、透析中においても運動DVDを希望に応じて実施しています。また、透析中の運動DVDを行っている患者さんには、その効果を知るための定期的な運動検査も実施しています。入院中においても患者さんの身体状態・動作能力・生活背景に応じたリハビリテーションプログラムを実施し、退院後も外来透析と併せて長期的なリハビリテーションフォローを希望に応じて行っていきます。

透析中DVD運動片脚立位検査(運動検査の一部)
立ち上がり検査(運動検査の一部)